皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
トルコ・シリアの地震が発生してから2週間が経ちました。日ごとに犠牲者の数が増えてゆき、両国合わせた犠牲者数は46,000人を超えたようです。倒壊する建物、地面にできた大きな深い地割れなどの報道を見るたびに、かつて経験したここ阪神淡路や東北の大震災の惨状を思い出し、心を痛めています。
そのときに世界中から届けられた、温情ある支援物資や義援金のことも忘れられません。
その昔、私の母が「貧者の一灯」といって、ちょっとした募金箱に小銭を入れる姿をよく見たものです。母もまた、祖母がそのようにしていたのを見て育ったのだといいます。どちらも戦争を経験している世代です。自分たちも苦しいが、世の中にはもっと苦しい人がいる、ということを、思い知っているのです。
そんなことを思い出しながら、私も今回、コンビニでもらった釣銭をちょっと募金してみました。ポケットの中のわずかな小銭で恐縮ですが、ちょっとちょっとの善意が積み重なればとも思うわけです。
これぐらいのことしかようしませんが、被災地域の支援と復興に正しく使われますように。
そしてさいごにもうひとつ、母の大事な言葉を思い出しました。
「こういうことはよそで言うもんやない、だまってするもんよ」
…そういうことですので、どうか内密に願います。ではまた。