皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
屋根作業シリーズ第4弾です。ルーフィングの上に桟(さん)を取り付けています。ちなみにこのルーフィングの下一面にはパネルと呼ばれる板材をあててあり、古い野地板をしっかりサポートしております。
日頃屋根の上で作業される職人さんは、ここの下地はしっかりしてますわ~、と言っておりましたので、パネルをいれなくてもあるいは大丈夫かもしれませんが、築50数年の家ですので、この機会にしっかり補強をします。
写真のルーフィングは、これまでにもお伝えしてきたように、屋根防水のためのシートです。前回の「トントン」が進化したもの…と言っていいのではないでしょうか。
桟(さん)とは、ここではルーフィングの上で横に並んでいる細長い角棒状のものをいいます。桟を打った後、桟に引っかけるように瓦を1枚1枚乗せて釘で留めてゆきますので、屋根斜面においても瓦はしっかり安定します。
次回はこのルーフィングと桟のところに実際瓦を葺いていく工程です。どんな瓦でしょうか。楽しみですね。ではまた。