皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
夕方、少し時間が空きましたので、常務と一緒に現場の視察に行ってまいりました。
ここの大工さんは、親父さんの代から仕事をしてくれています。写真は勘弁してくれ、顔だけはやめてくれ、と言われましたので、またの機会にします。今日は大工の代わりに電気のケーブルを撮ってきました。
何かと申しますと、壁の高いところにフックをつけて、そこにケーブルを引っかけてあるんですね。
現場は、このようなケーブルを使って、外から電気を引き込んでいるんです。照明や電動工具を使う時に、電気が必要です。
私がこの現場にお邪魔したとき、玄関まわりもすっきりしていて、通路もずいぶんと歩きやすいな、と感じました。もちろん工事の進み具合も関係あるのでしょうが、ケーブルが写真のように壁の上の方でまとめられていて、しかも光っていますね。暗闇の中でも電源の場所がわかりやすく、さらに行き先別に色分けまでされています。
歩きやすかったのは、床の上をコードがのたうちまわっていないからで、コードに引っかかって転倒しないための安全対策がきちんととられているということです。
現場の番頭さん、職人さんにしてみれば当たり前のことでしょうけれども、ひとたび誰かが怪我をすれば、仕事が遅れます。建築は、工程ごとに色んな職人さんが順番に関わってゆくチーム仕事ですので、事故のリスクになりうることに対しては、このように予防策をしっかりする。
当たり前のことを当たり前にする。これがプロフェッショナル。素晴らしいじゃないですか。
私も先日番頭さんから「晃司君、デスクがよう散らかってるな~」と褒めて頂きましたので、この現場を見習わないといけません。これからお片付けをして帰ります。ではまた。