皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
現場から1枚の写真が送られてきました。ドリルといって、先端部分を回転させて穴をあける工具です。これは大工用の工具ですが、ブレーカーといって、道路工事などでアスファルトを破砕する工具も、ドリルの一種です。
【昭和少年】だった方たちには説明不要でしょう。ドリルは、昔の子供向け特撮ヒーローやスーパーロボットの、強力なメカとして、たびたび登場しましたよね。「サンダーバード」のジェットモグラ、「ウルトラセブン」のマグマライザー、「鋼鉄ジーグ」「ゲッターロボ」「ライダーマン」。これ以上思い出せませんが、他にもまだあったと思います。
しかし、そういう子供が好きなドリルは、だいたい「円錐(えんすい)形」をしていることが多いのですが、大工道具のドリルの場合、まっすぐに穴を開けられるように、細長い円筒部分がらせん状になっているのが一般的です。私自身も、実際のドリルを初めて見たとき、想像していた形と違う、と思った記憶があります。木くずが出てきて、木のいい香りがします。
現場で仕事をしている者にとっては、何も特別なことではないのですが、普段工具に接することのない人にとっては、物珍しいのではないでしょうか。
モノづくりに興味を持つきっかけになればと思います。ではまた。