皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
12月です。日暮れに吐く息は白く、夜空には冬の星座が瞬きます。オリオン座、おおいぬ座、ふたご座…。そしてトイレに座る時、便座が冷たいと「ヒャッ」と声が出てしまいそうですが、暖房便座だとホッとしますね。
今回はそんな便座の話です。
温水が出て、お尻を洗浄してくれる機能をさして「ウォシュレット」と言いますよね。一方で、「シャワートイレ」という言い方で表現することもあります。近年の新築住宅のトイレでは、当たり前のように見かけますが、皆さんのお宅はどうですか?
それは「ウォシュレット」?「シャワートイレ」?それとも?
どう違うんや、という話を番頭さんとしておりまして、気になったので調べました。
正式には【温水洗浄便座】といいまして、代名詞のようになっている「ウォシュレット」は、実は業界シェア1位・TOTOさんの商品名で、「シャワートイレ」は2位・INAX(現在のLIXIL)さんの商品名です。他にもビューティ・トワレ(パナソニックさん)、クリーンウォッシュ(東芝さん)、ウォッシー(積水化学さん)など、この他にも各社まだまだありますが、呼び名は様々です。皆さんも、ご自宅や行く先々のトイレでこれらの名前を見ることがあるかもしれませんね。
他社製品をさして「ウォシュレット」と言ってしまったときのメーカーさんの反応はどうなんでしょうね。「みたいなもんです」と受け流してくれるか、「それはT社の製品で、うちのは商品名『〇〇』と申します」と訂正してこられるか。まさか「喧嘩売ってるんですか?」という反応はないとは思うのですが。当社はどちらさんとも仲良くしたいので、言い間違ったとしても悪気はございません。そこのところよろしく。ではまた。