皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
オートロック。今はすっかり普及して、あちこちで見ることができます。
セキュリティーのしっかりしたマンションやオフィスの出入口で使われる電気錠タイプとか、ホテルに宿泊したとき、うっかり鍵を持たずに室外に出てしまい、閉め出されてフロントスタッフに助けてもらって…なんて、あれもオートロックの一種です。
さて今回はオートロックでない扉がオートロックになってしまい、困ったぞ、という連絡を受けて、現場を見にいってきました。
訪問したお宅の扉を見ますと、結構な年季が入っています。
鍵穴に鍵を挿して回すと、扉の横手から『デッドボルト』といって、カンヌキの役割をする長方形の金属が、出たり引っ込んだりして、扉の解・施錠(開け閉め)ができますよね。このデッドボルトの中の『バネ』がダメになってしまって、扉を閉めたときの「バタン」の衝撃だけで、デッドボルトが出て、勝手に鍵がかかってしまい、外に出た人が閉め出されてしまうという症状です。
調整を試みましたが改善しないので、今回は錠前部分を交換することにしました。
今回は錠前の交換で済んでよかったです。ちょっとゴミを出しに行った、台所のガスをつけたままだった、家に入れなくなった、火事になった…なんてことになったら大変です。
皆さんに気をつけて頂きたいのは、お住まいは、年数が経つと、どこかしら劣化します。ここで大事なのはメンテナンスで、これをきっちりやっているところと、そのままにしているところでは、家の「持ち」が変わってきます。
定期的な点検と、不具合に気が付いたらすぐに修理。
歯医者さんではありませんが、虫歯を放っておくと、治療の手間も、費用もかかってきますよね。それと同じです。
お住まいの中で気になることがありましたら、どうぞお気軽に、森田工務店までご相談ください。ではまた。