皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。暑いですねー。朝、私の家の周りでは、ウグイスとセミが同時に鳴いていました。なんですかね、異様な感じがします。
さてそんな中、建て方は続きます。前日は1階部分から組み上げていきましたが(1日目の様子はこちら)、この日はその続きで、屋根まであげてしまいます。初日は材木屋さん、大工さん、クレーン屋さん、防蟻屋さん、警備員さんなんかがそれぞれの分野で仕事をしますが、2日目は屋根屋さんが加わってきます。快晴です。暑すぎて雲も蒸発したのでしょうか?
この日は、社長と取締役の父娘チームが、現場視察と激励に行きました。
屋根が上がりますと、ひと安心です。高所作業はどうしても危険を伴いますから、高い集中力を要します。昔の職人は、何もつけずに高いところに上がっていましたが、今は【フルハーネス】という落下防止器具の装着が義務付けられています。【安全第一】です。ヒトもモノも、落下しない・させないことが第一ですが、万一に備えて、ネットを張ります。これは必ず張ります。
職人さんは、それぞれの目の前の作業があるのですが、番頭さんはどうでしょう。
番頭さんは、常に全体を見ています。皆がスムーズに作業できるよう、用事の済んだ道具や資材は片付け、次に必要なものを準備しています。マネージャーであり、ディレクターでもあるのです。優秀な番頭さんほど、よく観察し、よくコミュニケ―ションし、よく動きます。【段取り力】ですね。
一人一人が、それぞれの役割責任をしっかり果たして初めて、良い家はできるのです。私自身、記事を書いていて、心が洗われる思いがします。
こうして無事に建て方が終わりまして、ここからさらに家づくりは進んでいきます。楽しみですね。ではまた。