皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
先年、「シン・ウルトラマン」を映画館で観たという話をしましたが、この3/17から劇場公開されるのは「シン・仮面ライダー」。春の陽気に合わせて、きっとオジサンたち、ワクワクが止まらんのでしょうね。いやいや年度末、そんな余裕などない、という声も聞こえてきそうですが、ガンバレオジサン、輝く中年の星!であります。
かたや、私たち昭和後半少年にとっては、いささか寂しい報道もありました。「帰ってきたウルトラマン」で主人公・郷秀樹(ごう・ひでき)役を演じた俳優の団時朗(だん・じろう)さんがお亡くなりになったということです。故人を偲んで、今回は懐かしい「帰ってきたウルトラマン」について書いてみます。
郷秀樹が変身するウルトラマン、本編劇中では「ウルトラマン」とだけ呼ばれていましたよね?とはいえ、科特隊のハヤタ隊員が変身する、いわゆる初代ウルトラマンとはデザインが少し違い、別モノとわかります。私が子供の頃大事にしていたケイブンシャの「ウルトラ怪獣大百科」では「初代~」を「マン」、「帰ってきた~」を「新マン」と区別してありました。新マン、変な名前だなとは思っていましたが、そんな子供たちの混乱を避けるためでしょうか、いつ頃からか「新マン」は「ジャック」という名で呼ばれています(ネット情報では1984年頃からだそうです)。
ウルトラの業界は序列がしっかりしており、先輩ウルトラマンを「兄さん」と呼ぶ習わしがあるのは、芸能界と同じです。新マンことジャックも、業界においては「ウルトラ6兄弟」と呼ばれる上級者ですので、ジャック兄さんです。血縁関係はないけれど「絆で結ばれた」あるいは「職務上」の兄弟というあたりは「まむしの兄弟」や「叶姉妹」のようなものでしょうか。
ちなみに我が子が申しますには、「ウルトラの父」の本名は「ウルトラマン・ケン」、「ウルトラの母」は「ウルトラウーマン・マリー」だそうです。ジャック同様、これらも後からつけられた設定でしょう。
50年以上、世代を超えて親しまれてきた「帰ってきた」団時朗さんは行ってしまわれましたが、ウルトラマンも仮面ライダー同様、毎年製作される長寿シリーズになっています。細く長く途切れず、続いてくれることを期待しています。ではまた。