皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
床組みシリーズ、第何弾だか、そもそも数えておりませんが、作業のつづきを紹介します。今回は「根太(ねだ)」です。
前回紹介しました「大引(おおびき)」の上に根太を等間隔に据えていきます。近頃の新築では、大引と根太のツラ(上面)が揃うようにあらかじめ材が加工されていることがありますが、この現場は昔からの工法を採用しています。
根太は言うならば床板を張る前の、下地材ですね。下地を入れることで、床が安定します。
たとえばピアノのような重量のあるものを床の上に置くことが決まっている場合、前もって設置場所を決めておけば、ピアノの直下に、根太を多めに配しておくことで、ピアノの重量にも床はしっかり耐えてくれます。
床を張ると見えなくなってしまう、これらの部材ですが、黙って、しっかり家を支えてくれるんですね。ではまた。