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床下地

  • 2023年7月28日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

日に日に工程が進んでいきますリフォーム現場です。恒例のおさらいをしますと、束石→床束→大引→根太→防腐防蟻→断熱材ときまして、本日は合板(ごうはん)です。

(写真は一部加工しています)

薄い木の板を接着剤で何層も張り合わせることで、厚み=強度を持たせたものを合板といいます。大根のかつら剝きとか、ミルフィーユに喩えられることもありますが、もちろん食べられません。中でも構造用の合板は、建築構造上、重要な場所に使うことで、建物の強度、耐震性を上げることができます。

床の写真をみると、黒い直線が等間隔に引かれているのがわかりますでしょうか。この下に根太が配されていることを示すための線ですが、この線の引き方を【墨出し】といって、通常大工さんが現場で行います。墨出しも見ていて面白い作業なので、紹介したかったのですが、今回は写真が撮れませんでした(すでに終わっていた…)ので、またの機会に。

とにかく、この線(墨)に沿って釘を打ってゆくと、合板が直下の根太に固定され、しっかりした床下地が出来上がります。

このあとは、この床下地の上からフローリング(仕上げ材)を敷いていくことになります。フローリング部分は、実際にお住まいになる方が直に接することになる部分です。
ただ工程上、大工さんは現在違う箇所の作業に取り掛かっておりますので、仕上げ材が届く頃にまたレポートしたいと思います。どうぞお楽しみに。

しかしまあ、暑いですね。先日豊中市は全国で2番目に暑かったんだとか。自慢にもなりませんが。皆さん、熱中症には十分気をつけましょう!ではまた。