皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
毎日暑い日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか。当社では先月暑気払いと称してバーベキューを堪能したわけですが、本来の暑気払いとは、「冷たい食べ物・飲み物を体の中に取り込むことで、体内から熱を冷ます=暑気を払うということです。
いっぽうで、体内の暑気を払ってくれるのは、別に冷たい飲み物食べ物だけではなく、江戸時代には体の熱を冷ます薬湯なんかも飲まれていたようです。
江戸時代の川柳(せんりゅう)
「枇杷(びわ)と桃 葉ばかりながら 暑気払い」
ビワの葉、モモの葉ともに煎じて薬湯として飲むと、体の熱を冷ます効果があると言われているものですが、葉ばかりながら、…すなわちビワもモモも美味しい果実の部分はなくて、葉っぱだけで恐縮ですが、という意味を込めて「憚(はばか)りながら」とかけているところが面白いですね。え、面白くないですか?
ブログタイトルからの脱線は私の得意とするところのひとつですが、そろそろ本題に戻します。
今は自動販売機やコンビニがあちこちにありますから、外出していても小銭さえあれば「暑気払い」は可能です。また暑い中家に帰ると、冷蔵庫にはよく冷えた飲み物があって…。なんともありがたい世の中だとつくづく思いますが、ここにきて会社の冷蔵庫の働きぶりがどうもアヤシイんですよね。東芝製ですが、製造年を見ますと88年6月とあります。1988年=昭和63年。ぎりぎり昭和家電といえます。
現在、冷凍庫部分にお茶などを入れて、冷蔵庫として使っているところですが、いつまで持ちこたえますやら。せめてこの夏は耐えてくれ!この令和の時代に、昭和生まれの根性を見せてくれ!…と言いつつ、2023最新冷蔵庫のカタログを眺めております。ではまた。