皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
朝晩の涼風と虫の声。もう10月です。いや~、この夏も暑かった!やっと終わったか、といいたいところですが、まだ昼間は暑い。もう少しの間でしょうが、熱中症にも気をつけましょうね。
さて、阪急宝塚線・岡町駅前にある原田神社では、毎年恒例の秋季大祭の時期です。各地区の氏子さん(奉賛会)が町中のあちこちにお祭りの幟(のぼり)を立てております。
原田神社のお祭りの起源は古く、天武天皇より悪疫蔓延退除の勅詔を下されたのが始まりだそうで、伝統行事として獅子祭(オテンサン)が現代まで伝わっています。
原田神社の祭神は、主祭神がスサノオ=牛頭天王(ごずてんのう)とされ、他にクシナダヒメ、オオヒルメ、ツクヨミ、タカオカミ、クニノトコタチ、アメノコヤネ、住吉大神、仁徳天皇、応神天皇、菅原道真公、イザナミ、お稲荷さん等々…なかなか覚えられませんが、揃いも揃って日本の神話あるいは日本の歴史に登場するメジャー級の神々、まさにオールスターといったところでしょう。原田神社、恐るべしであります。
伝承では、4世紀半ば~5世紀末ごろ(西暦350~500年頃)の創建とありますこの原田神社ですが、境内からはなんと、さらに古い時代の弥生時代中期(紀元前1世紀ごろ?)の銅鐸(どうたく)が出土しています。
銅鐸もまた古代の祭祀で使われた道具。ということは、原田神社が創建されるはるか以前から、この場所は祭祀(さいし=マツリゴト)を行う場所だった、ということが想像できます。こういう話は、古代史ファン、考古学ファンにはたまらんのでしょうね。
コロナも一応は明けた、ということで色んな行事が復活しましたが、原田神社のお祭りは10/9(月・祝)宵宮祭、10/10(火)本殿祭ということです。ご興味のある方はお楽しみに。ではまた。