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東洋の魔女

  • 2023年12月18日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

昭和39(1964)年の東京オリンピックのことをご記憶の方は、きっともう60歳をゆうに超えていらっしゃるでしょうけれども、【東洋の魔女】といえば、もう少し若い世代の方でも、独創的なニックネームとともに、その活躍を聞いたことがあるかもしれません。今回は往年の1964年東京オリンピック女子バレーボールチームのある選手に関する話です。

東京オリンピックの年に森田工務店は株式会社化し、まもなく60周年を迎えようとするのですが…という話は、今日のところはおきまして。

…主力メンバーの一人であったアタッカーの寺山恵美子さん(旧姓・宮本さん)がお亡くなりになったとの報を聞き、慎んでご冥福をお祈りするとともに、私自身の思い出ではありませんが、森田家に伝わる彼女のエピソードを少し披露します。

宮本選手、ご結婚後は寺山さんですが、しばらくの間、大阪府豊中市、しかも森田工務店のすぐそばにお住まいだったことがあり、ご縁あって森田家の面々とも親しくして頂いたそうです。

【東洋の魔女】といえばもはや日本バレーボール界の伝説ですが、そんな有名な選手であったにもかかわらず、非常に気さくな方で、私の父が当時、地元・原田小学校でママさんバレーの指導をしていた関係で、宮本選手であった寺山さんが指導にきてくれたり、金メダルを触らせてもらったり、家族旅行が偶然寺山さんご夫婦の新婚旅行と行先まで同じであったり、と、当時を知る社長や常務が今でも折に触れて懐かしい話をしてくれます。

寺山さんがお引越しで大阪を去られた後も、常務のお母さん(私の伯母です)が長らく交信を続けていたそうで、私もいつかお便りを差し上げて、大阪時代の昔話をお聞かせ願おうと思っていたのですが、ついに聞けずじまいでした。

またいつか、またいつか、と思っているだけでは、何も実現しません。昭和はどんどん遠くなりにけり、であります。

余談ですが、東洋の魔女の伝説から今日まで連綿と続く女子バレーボール日本代表チームの愛称を【火の鳥ニッポン】と言うそうですね(知りませんでしたが)。かの「マンガの神様」手塚治虫の漫画作品【火の鳥】をイメージキャラクター?マスコット?として使っているわけですが、その手塚治虫もまた、ここ大阪府豊中市のお生まれでして…という話はまたいつか。しかし、またいつかの日は果たして来るのか!?ではまた。

おつかれさまでした。どうぞやすらかに。