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協力会親睦旅行にお招きいただきました(4)

  • 2024年7月23日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

旅行のおみやげ話第4弾です。協力会一行は、愛知県小牧市の名古屋コーチンの店で昼食の後、隣の犬山市にある、国宝・犬山城に向けて出発します。しかし、渋滞で時間が押している上に、この大雨です。とても天守閣や城下町を散策するような天候ではありませんし、添乗員さんと相談の結果、「雨に煙る犬山城天守閣を遠くから眺める」プランに変更しました。その写真がこれです。

国宝らしいです。バスの中から遠目に見る犬山城。

犬山城は、戦国時代に建てられた平山城で、当時の天守閣部分が現存しており、築造主は織田信康です。

戦国大名として有名な織田信長と名前が似ていますが、織田信康は織田信長の父・織田信秀の弟、すなわち織田信長からすると叔父さんにあたります。この織田信康の息子に織田信清というのがいるのですが、犬山城を居城としていたことから犬山信清とも名乗ったそうです。

余談ですが、このあたりの話はいまから30年ほど前に読んだ、あるいは読もうとした津本陽の時代小説「下天(げてん)は夢か」の記憶です。

作中、尾張統一編のあたりまではこのほかにも、織田信友、織田信行、織田信安、織田信賢など、敵も味方も【織田信~】という名前の登場人物が多すぎて、ややこしかった記憶しかありません
「これらの親戚同士の争いに勝ち残ったのは織田信長でした」と、ここだけわかっていれば十分なのですが。

さてそんな戦国の波乱を乗り越えてきた国宝・犬山城ですが、明治維新の後から21世紀に入った平成の頃まで、殿様の子孫がずっと【個人で所有】していたということです。税金や維持管理費がどのくらいかかったのか知りませんが、よほどの大金持ちだったんでしょうかね。

と、行きもせず遠くから眺めただけの犬山城でしたが、これだけ話が広がりました。

次回のブログでは、協力会一行がいよいよ天下三名泉のひとつ、下呂温泉に到着する話です。ではまた。