皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
先週は森田工務店は夏休みを頂いておりましたが、皆様は帰省などされていましたでしょうか。台風の接近があったり、コロナが流行っていたり、家族での移動となるとなかなか大変なのでしょうね。
さて今週、大阪の天気は下り坂、分厚い雲が空を覆っているおかげで強烈な暑さはありません。「今日はちょっと涼しいなあ」と温度計を見ますと気温は30度です。
30度で涼しいと感じてしまうぐらい、日本の夏は当たり前のように暑くなっているんだ、と愕然とします。
そんな地球温暖化に歯止めをかけようと、ご承知のように日本でも色々な取り組みを行っています。
建築においても、昔の日本家屋なら、夏は日差しを避け、風を取り込み、というコンセプトに基づく設計でしたが、今は断熱一辺倒、すなわち高断熱・高気密の家づくりによって、エアコンの稼働を少なくし、温室効果ガスの排出を少なく抑えましょう、という主題に変わっています。
同時に、木造の建築物・構造物を増やすことで、森林の木を伐り、製材し、そこにまた木を植える=森林のサイクルを整えます。新たに植えられた若い木々は、これから大きく成長するために、成長を終えた古い木々よりもたくさんの二酸化炭素を取り込んでくれるのだそうですが、こちらは30年、50年といった気の長い話でもあります。
とりあえず、この異常な暑さが、少しでも和(やわ)らぎますように。ではまた。