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高倉健より不器用な私が作るチリトリ

  • 2025年2月21日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

建築仕事では、毎回大量の廃材が出ます。材木の切れっ端であったり、しくじって破損させてしまった部材など。私なんかはもったいないといつも思いますし、活用できるものは活用したいのですが、それをする時間もない。その手間や時間を考えたときに、だったら新品を買った方が早い!となるのもわからなくもないです。消費経済の世の中ですが、私の考えは古いのか、それとも時代を先取りしすぎて新しすぎるのか。まあ前者でしょうね。

ところで数年前、うちの常務が側溝清掃用のチリトリを作ってくれたことがありました。

柄が長く、軽量なのはいいのですが、側溝のごみの量が多く、また小ぶりなため、実際に使うと、もう少し大きいサイズのものが欲しくなって、今回廃材を使って作ってみました。

 

作業場にいたブリキ屋さんに、薄い鋼板の残材から290×400(mm)の長方形に切ってもらいました。これがチリトリの底板になります。

その他作業場の廃材の中から使えそうなものをピックアップして、出来上がったものがコレです。

長い柄(え)は常務の前作から取り外し流用しました。

掃き集めたごみが散らないように、両サイドと背面に衝立を設け、さらに前に長い形状なので、自重で分解してしまわないように、斜めに支え材を添わせました。衝立に使用した板切れは、どこかの家のリフォームの際に出た板材です。バリを取るのを忘れていましたので、断面はギザギザしたままです。ヤスリをかけるか、テープでも貼ってみましょうか。

まあ見ての通り、W&B。そう、ワイルドにしてブサイクです。

幅300の側溝にほぼジャストフィット!前作より重量は増えましたが、たくさんのごみを取ることができますし、今のところ使えています。ご覧の通り、深い側溝ですので、前作同様、柄の長いのは助かります。まあこんなもんでしょう。
次はホウキの方も改良できたらと思っております。側溝に下りなくても、地上から両手で掃けるような柄の長いもの…。しかしあんまりホウキの柄が長すぎると、掃き掃除がしにくくなるでしょうね。これを改善するには…などと考えるのは楽しいのですが、何せ私は高倉健より不器用ですから。ではまた。

 

 

 

 

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