皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
毎月、大工さんをはじめとする職方さんから届く請求書類に目を通しています。わからないところは発行元に問い合わせて確認しますが、先日大工さんの請求書の中にこんな表記がありました。
【生け捕り】
もちろん働いてもらった分は支払いますが、どこで、何を生け捕ったのか?現場に野生動物でも入り込んだのか?しかしそれを生け捕るのになぜ大工が?
建築業界でいう【生け捕り】というのは、私が勝手に想像していた生け捕りとは違っていて、これは【すでにある材料を保護して回収すること】です。
今回のお施主さんは、お住まいだった建物を取り壊して新たに建て替えをされるようですが、その住宅で使われていた部材のうち、貴重なもの、あるいは思い入れのあるものなどをあらかじめ取り外して回収しておくのです。これを新築住宅の時に再利用して生かす、ということです。旧宅の思い出か、エコの一環か、施主様ならではの想いがそこにはあるはずです。
大工はそんな要請を受けて、部材を丁寧に取り外し、再利用のために取り置いた、冒頭の表記は、そのときの費用請求だったんですね。なるほどガッテン!
しかしこの大工さんがなかなかワイルドな風貌でして…、ええもちろん誉め言葉ですが、ですので私はてっきりこの大工さんがイノシシかなんかに飛びついて捕獲したのかと…そうではなかったようで。ではまた。