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施工管理って、どんな仕事?

  • 2025年10月10日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

建築系専門学校の先生とお話しする機会がありました。

10月にもなると、大半の学生さんは就職の内定をもらっているそうですが、4割程度の学生さんは、まだ進路で悩んでいるんだそうです。

施工管理職でいい子がいたら紹介してくださいね、とは毎度言っている言葉ですが、先生はこんなことを仰っていました。

学生は施工管理という職種がどのようなものか、ぼんやりとしかわかっていない

私も工務店に就職するまで、施工管理という言葉も知りませんでした。よっぽどのしっかりした学生さんでなければ、そんなもんではないでしょうか。

以下、私の考える施工管理です。

建築士(設計屋さん)は図面を描きますわな。お施主さんの意向を聴きながら、その【夢】を図面に起こす仕事です。

施工屋(施工管理)の仕事は、図面に起こされた【夢】を、現実の建物に変えてゆく仕事なんですね。現場では施工管理職という言葉は聞きません。「監督さん」です。

音楽のオーケストラに例えるとわかりやすいでしょうか。この写真をご覧ください。

豊中市を拠点に活動するオーケストラ/写真提供:日本センチュリー交響楽団 

HPの制約上、容量の大きい写真は掲載できないんですが、この写真、豊中市を拠点に活動されている【日本センチュリー交響楽団】 様のご厚意で掲載のお許しを頂いた、本物のオーケストラの写真です。豊中市にはこんな交響楽団があるんですよね。

建築を音楽に例えると、まず設計屋さんは作曲家です。施主さんのためにイメージしたオリジナル曲を、丁寧に楽譜(建築図面)に書き起こします。

施工屋は、その【楽譜】をチェックし、どんな曲(=建物)になるかを確認します。そして楽曲に必要な楽器の演奏者(=大工や職人)を呼んできます。

これらの演奏者たちが集まって好き勝手に音を出してしまうと、ひとつの曲としてきれいにまとまりません。

なので、それぞれの演奏者が音を出すタイミング、強弱、テンポなどをこまかく指示しながら、各演奏者たちがそれぞれの持ち場で最高のパフォーマンスを発揮できるようにコントロールするのが、施工管理者の仕事になります。

オーケストラでいえば、施工管理者はコンダクター(指揮者)なんです!

こちらはフリー画像からの指揮者っぽい人※日本センチュリーさんではありません、念のため。

コンダクターは通常、自分では楽器(工具)を使いません。自分では音を出しません。ひたすら現場をコントロールしています。職人はみんな監督の指揮をみて動きます。

 

そういう意味では、非常にアクティブでクリエイティブな仕事なんですよ。

夢を図面にするのもクリエイティブと言えますが、その絵を現実のものに完成させる施工管理=監督の仕事もクリエイティブです。とてもやりがいのある、そして達成感のある仕事と言えるでしょうね。

ということで、施工管理のお仕事、お判りいただけましたでしょうか。もっと詳しいことはうちの監督=番頭に聞いて下さい。

 

最後になりましたが、もうひとつ余談を。

今回写真のご提供をいただいた日本センチュリー交響楽団さんにも音楽監督という立場の方がおられます。森田工務店でいうところの番頭さんでしょうか。

1枚目のオーケストラの写真中央、台の上に立って演奏を指揮しているのが、現在(2025年10月時点)の、日本センチュリー交響楽団の音楽監督さんです。皆さんよくご存じだと思いますが、風の谷のとなりの魔女の…あの音楽家ですね。

えっマジで!?と今ごろ思われた方は、日本センチュリー交響楽団オフィシャルホームページでご確認ください。こちらです、はい。

→ https://jcso.or.jp/

いちおう1枚目のオーケストラの写真をクリックまたはタッチしても飛べるようにしてありますが、2枚目の指揮者っぽい人のフリー画像からは、どこにも飛べませんので。ではまた。

 

 

 

 

 

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