皆さんこんにちは、豊中市の建築屋さん、株式会社森田工務店です。
豊中市と申しましたが、こちらは大阪府内、豊中市外の、いわゆる古民家のリフォームです。
顔はやめてくれ、と言ったかどうかわかりませんが、顔から下のイケメン…いや元イケメンか…いやいや現役のイケメン大工さんです。
今の世の中、イケメンって言葉まだ使いますか?うちの社員も職人も、皆『オトコマエ』ですな。
さて冗談はおきまして、この大工さん、左手には鑿(のみ)、右手は写真が切れていますが金槌を持っています。
新品の綺麗な長い柱の中程に長方形のホゾをかいています。穴のある方がメンタ、出っ張りのある方がオンタといいます。語源は、まあその通りで、説明は省略します。
ホゾとは漢字で書くと『臍』。漢字検定をお持ちの方なら読めますでしょうか、おへそのことです。こんな長方形のヘソの持ち主は見たことありませんが、建築材木の場合はホゾを切るとかホゾをかくとか言って、こんな工具で材を加工するんです。
近頃はプレカットといって、データを元に工場であらかじめ加工された木材を現場に運んでくることが多くなり、大工さんの労力も昔よりは短縮できているかもしれません。
けれども古民家のリフォーム現場だと、長い年月の間に、建物の構造材に微妙な変形や角度のズレが生じたりすることもあって、プレカットでピッタリ直角、というわけにはいかない局面もあります。
リフォームの大工さん、といっても色んなリフォームがありますが、大規模なリフォームも手がける森田工務店の大工さんは、こういう微細なズレを調整しながら、現場にピッタリの材を整えてくれます。現場合わせ、と言ったりします。
ちなみにお酒をよく飲む人、強い人のことを『左きき』と言ったりしますが、大工や石工が左手にもつこの工具に由来しています。右利きの大工も左利きの大工も、昔は皆右手に金槌、左手に鑿と決められていたようです。今はどうなんだろう、右手で鑿をもつ職人もいるのかもしれませんが。
ですので『左きき』とは、ノミ(鑿=飲み)の方が強い、とまあこういうことでございます。ではまた。
