秋季大祭2023その③神社が当社にやってきた

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

前回の続きです。

10月2日、遠ざかる布団太鼓を200メートルほど走って追いかけ、写真を撮らせてもらって一息していますと、なんと今度は森田工務店の方から別の太鼓の音が響きます。あわてて来た道を戻りますと、店前には別のだんじりが！陽動作戦ですか？

巡行の列は工務店の前で停止します。店前には、社長、常務、事務員さんたち、みんな降りてきています。仕事はどうした？などと、真っ先に飛び出した身としては当然、人のことは言えません。
こちらのだんじりは、先の布団太鼓とは形状が異なり、神域を示す【しめ縄】が張ってあります。神様のことはよくわかりませんが、それぞれ役割があるのでしょうね。

それにしても私にとっては珍しい体験。普段見ることのできない原田のだんじりを間近で見ることができ、感激です。

関西以外の方が【だんじり】と聞けば、大阪南部・岸和田の、勇壮なだんじりを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、同じだんじりでも、こちら大阪北部は、何と言いますか、牧歌的で、ハラハラせずに安心してみていられます。どちらの祀り方が正しいか？それぞれがそれぞれである、ということですね。

大正13（1924）年3月、創業当初の森田工務店の所在地は、現在の豊中市原田元町であり、原田地区の方とも古くからの交流があったこと、そして現在「勝部1丁目」となっている会社の所在地は、もともとは「原田北町」という地名であったことから、原田地区の巡行においても、わざわざ寄ってくださいました。皆さまありがとうございます。

原田神社秋季大祭は、10月10日まで続きます。この次は勝部地区の皆さんによる巡行があります。これも楽しみです。ではまた。