皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、観てますか?私は毎週楽しみに観ています。第1話を見た後に、たしかブログに書きました(詳しくはコチラ)が、その後もしっかり観ていますよ。
令和4(2022)年9月1日現在、平家はすでに滅び、将軍(鎌倉殿)となった源頼朝から息子の2代頼家~3代実朝の時代に移っています。前回の最後で「アッ」と驚く事件が!次回が楽しみです。
さて今回のブログのタイトルは、源平(げんぺい)。もちろん源氏と平家のことですが、私たちの業界、特に木造建築でも、源平という用語を使うことがある、という話です。番頭さんが職人さんと会話している中で、ゲンペイという言葉を使っていたので、訊いてみました。
源平、なんのことかと言いますと、材木の色味のことです。
材木は、木の種類や、使う部位によって赤みを帯びた材や、白っぽい材になります。この赤っぽい部分と白っぽい部分がくっきり分かれて両方混ざっている材を「源平」と表現します。特にスギ材に多いと言われます。
工務店の倉庫や材木置き場を探してみたのですが、残念ながら「源平」はありませんでした。
ではなぜ源平かと言いますと、若い方はご存知ないかもしれませんが、源氏の軍旗は白い旗、平家の軍旗は赤い旗であったことに由来します。多分昔から使われていた用語なのでしょうね。学校や一般社会ではなかなか聞かない用語(隠語)や由来を聞くのも、楽しいものです。ではまた。