豊中市勝部とは（1）

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
当社は、大阪府豊中市の勝部（かつべ）というところに、昭和21（1946）年から事務所を構えています。

現在の勝部はどんなところかと申しますと、ひとことでいうと、大阪国際（伊丹）空港の近所です。わざわざ空港に行かなくても、飛行機を間近で見ることができる上に、もれなく飛行機独特の豪快なサウンドがついてくるんです。

飛行機が大好きな方と、静かなところが苦手な方にとっては、素晴らしい環境ではないでしょうか。静かな環境を好む方には、あまりお勧めできませんが。

近くには、飛行機を間近で見ることのできるスポットなんかもあり、カメラを抱えた方をみかけることもあります。

昭和の頃は、空港の騒音問題や滑走路の拡張に伴う用地買収などでずいぶんと紛糾し、地域を去る住民もありましたが、現在は飛行機の問題も改善され、若い世代の住宅が増えたせいか、元気な小学生たちの声も聞こえてきます。

飛行機のほかには、阪神高速の池田線（昔は空港線とも呼んでいましたが）高速道路が通っています。

この道路は、南に向かえば大阪の中心部へ、西に向かえば神戸方面、東に向かえば京都方面にも行くことができ、また空港から飛行機でさらに遠いところに行くことができるという、まさに交通の要所で、どちらに行くにもとても便利です。

他のコーナーでも掲載していますが、これは高架道路である阪神高速池田線の橋脚を建設中の写真です。

先日、ある方のご厚意により、空港線建設中の貴重な写真資料をご提供いただき、掲載させていただくことができました。この場を借りてお礼申し上げます。

江戸の昔から空港や高速道路があったわけではありません。昔の勝部はどんな場所だったのでしょうか、想像してみます。

飛行機も車もない、ずいぶん静かな場所だったのではないでしょうか。今と大違いです。

ではまた。