皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
森田工務店・前史の話をします。
少なくとも江戸時代から続く森田工務店の先祖「大清」ですが、歴代の親方は皆、森田清治郎を名乗っていたという話をしました。
素朴な疑問ですが、清治郎の子の清治郎を、清治郎の父である清治郎は、なんと呼んでいたのでしょうか。外国なら名前の後に、息子ならジュニア(Jr.)、父親ならシニア(Sr.)などと付けて区別しますが、日本の場合はどうだったのでしょう。
日本では明治になってから新政府により戸籍が作られましたので、これ以降、家督を相続しても名前を引き継ぐことがなくなっていったようです。
私たち森田のご先祖さんで、最後に清治郎を襲名し名乗ったのは、6代目清治郎ですが、戸籍上の本名は「清次郎」です。「じ」の字が違います。清次郎の義父(嫁の父)・5代目清治郎の本当の名前はわかっていません。清治郎が本名であったのは、おそらく初代清治郎だけだと思われ、2代目以降の清治郎には、おそらく清治郎を名乗るまでの間の、幼名というのが正しいかどうかわかりませんが、別の名前があったようです。
郷土史の中に時々ヒントになるような文章が出てきますので、また機会があるときに調べたいと思っています。ではまた。