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環境問題を考えよう

  • 2022年4月12日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

 

世間様を見ていますと、あちこちで環境問題が叫ばれ、その対策を推進し、皆さん真摯(しんし)に取り組んでおられることに気づかされます。ですので、不肖私もここで環境について考えてみます。その意味を。

そもそも「環境」って、なんでしょうか。辞書も調べずに私の脳内にある『晃司苑』で勝手に申しますと、環境とは『我々の身近にあって直接的・間接的に関わってくるもの』とあります。『広辞苑』には別のことが書いてあるかもしれませんが、あまり気にしないように。

「生活」「教育」「自然」「汚染」「ごみ問題」「資源」…なんだか色々連想してしまい、意味がぼんやりしていますが、そのぼんやりしたものこそが「環境」なのでしょうか。

世の中、いや宇宙には色んな環境があって、そこにまた色んな問題がついてまわるものなのですかね。惑星の衛星のように、コバンザメのように、タレントさんの熱心なファンのように。あまり大きく広く深く捉えすぎると、私の拙い脳みそが悲鳴を上げてしまいますので、冒頭の『晃司苑』でいうところの「我々の身近にあって」という部分を念頭に置くようにします。

以前に増して3R(リデュース、リユース、リサイクル)運動やSDGsなどを掲げて、実践している企業も増えています。

私の親は、戦時中に生まれ、戦後の大変な時代に育ったものですから、物は大事にせえ、ムダはするな、という昔の教えが染み付いております。たとえば頂き物が入っていた紙袋や包装紙、きれいなリボンなど、今なら100円ショップで簡単に買い求められるようなものでも、もったいないから、といって捨てずに大事にとっておいて、ちょっとお使い物をするときに、役立てたりしていたものです。祖母がしていたことに倣(なら)って母もしていた、そんな感じです。これは祖母や母の世代の「環境」だったのです。

もったいない、は吝嗇(りんしょく=ケチ)の発想ではなく、過分な浪費を戒(いまし)め、物を大事に使うという、昔からの観念で、これが昭和平成の使い捨て時代を経て、現代の3R運動に通じているのは、時代の皮肉、それこそ環境の変化です。

当社でも無駄の排除を心がけていますが、大企業のような先進化・合理化には遠く及びません。ペーパーレス時代、IT化というにはもう少しかかりそうです。

たとえば建築図面。

番頭さんにはスマートフォンやタブレットを活用してもらっているところですが、一方で建築図面となると、まだまだ紙ベースです。画面で見るよりも、A2サイズの大きな分厚い図面本を、ガバっと開いて、ベラン、ベラン、とページをめくって、必要なことを書き込んだりするのが、都合がいいみたいです。

しかし、紙を無駄にしているわけではありません。「紙をたくさん使う」=「悪」ではありません。十分に利用され、役立てています。これが私たちの「環境」なのです。

この「環境」をどう考え、どう変えてゆくかが問われているのですね。人の数だけ、環境がある。私なんかはそう思いますが、皆さんはどう思われますか。

なんだか今日のブログはわかりにくいな、と思われた方。私もです。ではまた。