皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
前回の更新からすこし間が空きました。お盆も過ぎ、夏休みも後半でしょうか。
当社も昨日から営業を再開しておりますが、事務所に来てみると、なんとエアコンが故障しており、朝からてんやわんやしておりました。事務所の窓を開けてしのいでいましたが、日中の最高気温は34度、なまぬるく湿った風です。
とりあえずエアコンが復旧するまでの間扇風機を動かして…と、当社の創業者・森田仙吉の自宅で使われていた扇風機を倉庫から引っ張り出してきて、急場をしのぐことにしました。
しかしこの扇風機、私が小さい頃にすでにあったものですから、相当古いと思います。現在は昭和レトロブームと言われますが、果たしてそんな骨董品が動いてくれるのか、と半信半疑のまま事務所に運び上げました。
扇風機の本体には「東京芝浦電気株式会社」とあります。現在の「東芝」の昔の社名です。型番を調べてみますと、なんと昭和39(1964)~昭和41(1966)年の間に製造されたものということがわかりました。倉庫で長年の眠りについていたにも関わらず、現役時代と変わらず、しっかり稼働してくれました。先輩、お疲れ様です!
昔は、故障→修理→故障→修理で長持ちさせていた時代だったように思います。造りがシンプルな分、修理もやりやすかったというのもありますが、このレトロ扇風機に『昭和の底力』を見せられた気がします。
同じく昭和生まれの私も、まだまだ頑張りたいものです。ではまた。