台風対策、現場レポート

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

報道のとおり、台風が接近しているので、各現場が暴風雨による被害を蒙（こうむ）らないために、安全対策をしなければなりません。番頭さん2人と大工見習い君が行くところに私も駆り出され…いや、連れて行って頂きました。

工事現場って、よくシート（幕）が張ってあって、中の様子が見えないようになっていると思うんですが、あのシートの内側には、作業用の足場が組んであるんです。

あのシートが、暴風をモロに受けて、足場が倒壊したり、シートがヒラヒラどこかへ飛んでいってしまわないように、上の方に風の逃がし口を作っておきます。また、外側のフェンス（柵）なんかも倒れると危険ですので、しっかり結束します。

残念ながら私は、高所作業に必要な落下防止装備「フルハーネス」の資格を持っていませんので、高いところは有資格者に任せて、無資格でも行けるところをお手伝いさせて頂きました。

この日の昼食は、持参の弁当を現場で頂きました。木造新築、木の香りのする現場で頂く昼食は格別！ところが番頭さんも見習君も、毎日出入りする現場ですので、特に何も感じないらしく、感激しているのはどうも私一人だけのようで。

朝から夕方まで、8件ほど回りました。さすが番頭さんや見習君はケロッとしていますが、普段現場に行くことのない私なんかはもうヘトヘトです。けれども、とても心地よい疲れといいますか、普通の人が経験できないことを経験できたのは収穫ですね。

折しも9月1日より防災週間ということです。当社の現場、そして全国の皆様に台風の被害が及ばないことを祈りつつ、今から帰って冷えたビールを頂きます。ではまた。