ポラロイドカメラ

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

近頃の携帯電話、スマートフォンなどにはデジタルカメラ機能が搭載されており、写真撮影も手軽で便利ですね。近頃は、工事現場の写真もスマホで撮影して送信しています。

デジカメが普及する以前は、番頭さんは現場用のカメラを持ち歩いて、フィルム撮影→写真屋さんにフィルムを持って行って現像を依頼→出来上がり日時に取りに行って→はじめて写り具合が分かって…と、手間と暇とお金がかかったものです。

今回、工務店倉庫から、またまた昭和の遺物が出てまいりました。ポラロイドカメラです。

ポラロイドカメラ、丁寧にいえば『ポラロイド社製のインスタントカメラ』ですが、社名が代名詞のようになるぐらい、画期的で個性的な商品でした。写したその場で写真が出てきて確認できる。当時はスゴイことだと思いました。シャッターを切ると、ガシャ、という音がして、何も映っていない写真が出てきます。しばらく待っていると、じわじわと映像が浮かび上がってきて…。誰が考えたんでしょうね、不思議なものでした。

今回倉庫から出てきたカメラは、CP-82といって、調べると昭和49年製？けれどもフィルムもないし、なんだか部品も足りない感じで、使えるのかどうかわかりません。工務店に残っている工事現場の写真を見る限り、ポラ写真での記録はほとんどなくて、昔ながらのフィルムで撮られたものばかりです。理由はわかりませんが、現場には適応しなかったのかもしれませんね。

昭和ビンテージ品の発掘か？と思ったのですが、中古品を扱うお店のジャンクコーナーで、二束三文（にそくさんもん）でたたき売られていることを知りました。もしもビンテージ品だったら、当社で5000万円以上の新築をご依頼くださった限定1名様にプレゼントしようかとも考えたのですが。え、いらない？失礼しました。ではまた。