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秋季大祭2023その②布団太鼓~良い所を奪還せよ?

  • 2023年10月3日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

原田神社秋季大祭2023シリーズ第2弾と題しまして、昨日午後、私は原田地区の皆さんによります布団太鼓(ふとんだいこ)の巡行の撮影に成功しました。

写真は一部加工しています。

関西地方でこうした地域のお祭り行事に親しんで育った方には、馴染みのある光景かと思います。けれども私自身は同じ豊中市でも違う地域の出身、地元で生まれ育った父からは、昔話として聞いていただけです。まだ見ぬ噂の布団太鼓、今回実際にこうした祭りを間近で見るチャンスに恵まれ、興味津々です。

布団太鼓というのは、地車(だんじり)の一種と言ってよいのかわかりませんが、下部に車輪がついており、写真のように、人力で曳(ひ)くんですね。
上部には赤い座布団を逆ピラミッド状に重ねてあり、ここに神様がお座りになって移動するんでしょうね。中に人が乗るスペースがあって、太鼓を叩けるようになっています。

曳行(えいこう)のための掛け声?が聴こえてきます。

よーい、よーい、よい、ええとこ奪還せーい…

遠い遠い昔、地域間の紛争で奪われた豊かな土地、あるいは水場を奪還するための戦い…?などと勝手に想像してみたりしましたが、よくよく聞いておりますと、

よーい、よーい、よい、よいとこどっこいせー…

…ヒアリングが正しいかどうかはわかりませんが、大勢で力仕事をするときの、息を合わせるためのリズム、掛け声だったようです。舗装された道路とはいえ、布団太鼓には大人二人が乗っておられましたようですから、とくに発進時や上り坂など、それなりの力がいるのでしょう。

遠ざかる布団太鼓を一目見よう(そして写真を撮らせてもらおう)と事務所から走って200Mほど追いかけた私、快く撮影に応じて下さった原田の方。これが布団太鼓かあ、と感心していたところ、事務所の方から何やら太鼓の音が。思いもよらぬ奇襲に見舞われ、私はまた走って事務所の方に戻ることになりますが、つづきは後日。ではまた。