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秋季大祭2023その④おてんさん

  • 2023年10月5日

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

秋季大祭第4弾です。前回は原田奉賛会の皆さんが立ち寄って下さったというお話をしましたが、今回は、勝部奉賛会の皆さんです。同じ勝部だけに、見知った顔もちらほらお見かけします。また前回に続いて原田神社の方も同行されています。皆さま連日ご苦労様でございます。

さて、今回のタイトルにある獅子頭ですが、子どもの頃、私の中ではこんなイメージだったんですよね。お正月だかお祭りだかで、頭をかまれるヤツです。

獅子頭、世間のイメージではこんな感じ?

ある時、父に「獅子舞いを観てみたい」と話しますと、「よし、見に行こか」と、連れてこられたのが原田神社だったんでしょうね。そこで見た獅子舞、子ども心に「コレジャナイ」となったこと、この日、勝部の皆さんが巡行して下さったのを見て、ハッキリと思い出しました。

そのソレがコレです。

写真を一部加工しております

これが原田神社獅子神事の獅子頭です。この地域ではなぜか「おてんさん」と呼ばれています。コレジャナイけどコレなんです。なぜ【おてんさん】と呼ばれるんでしょうね、ちょっと考えてみました。

原田神社の主祭神は【牛頭王(ごずてんのう)】、原田神社に悪疫退除を命じたのは【皇】。このどちらかの【テン】さんが時代と共に【おテンさん】に転訛(テンか)していったのではないでしょうか。個人的には主祭神【牛頭天王】だと考えます。まず第一の理由として(以下、大幅に省略)

ともかく数十年ぶりに見ました「おてんさん」ですが、なんだかものすごい雰囲気をまとっています。恐れずに申せば、不気味です。この獅子が寄ってきて太鼓の連打と共に激しく揺れますと、紙製の白い大きなモジャモジャが、わしゃわしゃわしゃわしゃっと、厄除けをしてくださいます。

その後「おてんさん」御一行は「えー、そーじゃ(えー、そーじゃ)」(と聞こえる?)のコール&レスポンスを繰り返しながら、森田工務店から去って行きます。本当にえー、そーじゃと言っているのでしょうか?英語で言うと「Yes, it is」ですか。ホンマかいな…。

こうして各地の巡行を終えると、10月9日午後7時に「宵宮祭」で各地域から、おみこし、おてんさん、だんじりなどが全員集合、翌10日午前10時に「本殿祭」がそれぞれ原田神社にて行われ、秋季大祭は幕を閉じます。

私は時間が許せばぜひ見てみたい。けれども予定がどうだったか。実物を見てみたい方は、阪急宝塚線岡町駅スグ、原田神社でお会いしましょう!行けるかどうかわからんけど。

ではまた。