向かい風に立つ

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

元旦の能登半島地震から1か月が経ちましたが、いまだ毎日のようにニュースで現地の様子が報道されています。

「マジンガーZ」「デビルマン」などのアニメの原作者で、昭和40～50年代生まれの、特に男性の方にはお馴染みであろう漫画家・永井豪さんの記念館が、ご出身の石川県輪島地方にあったのですが、今回の大地震に伴う火災によって全焼してしまったということです。

幸い館内展示品の多くは焼失を免れており…などというニュースをテレビで観たのですが、記念館の焼け跡に、思いもよらず懐かしい「グレートマジンガー」の人形が１体、雄々しく立つ姿が映し出されます。偶然そこにあったものなのか、誰かが意図的に置いたのかはわかりませんが、何か目の前の逆境に立ち向かう方たちを励ましているようにも見えます。

10年ほど前にガチャガチャでみつけ、あまりに懐かしく、ついフラフラとレバーを回して出てきたもので、自宅の引出の中にあったのを思い出して撮りました。左がグレートマジンガー、右がマジンガーZです。私たち世代には説明不要ですが、念のため。

かつて阪神淡路大震災で壊滅的な被害を受けた神戸市の長田区では、復興のシンボルとして、当地にゆかりのある漫画家・横山光輝の作品【鉄人28号】のモニュメントを建立し、また周辺の商店街は同じく【三国志】の街として復興をアピールしています。

能登半島にもマジンガーのモニュメントを建ててどうこう、という話ではなく、まずは災害の復旧が第一です。一日も早く、被災者の皆様に平穏な生活が戻ることを心から願いながら、皆で応援しましょう。ではまた。