皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
懇親会の翌日は、ゴルフへ行かれる方、観光される方、どちらにも参加せず帰って仕事をされる方と、それぞれ分かれます。私はゴルフをしませんので、観光コースに参加させて頂きました。
ホテルから眼下にひろがるフェニックスカントリー、この時は「ダンロップ・フェニックストーナメント」という大会を1か月前に控えており、芝のコンディションを保つため、カートの乗り入れ禁止とか、いろいろ制限があったそうです。大変ですね。
私が参加させて頂いた観光チームは、1台のバスに40名は乗っていたでしょうか。宮崎弁のバスガイドさんの軽妙な案内を半分居眠りながら聞くのも心地いいです。
初めに訪れたのは、綾の照葉大吊橋(あやのてるはおおつりばし)です。
宮崎県の綾町(あやちょう)にある、周囲一帯が照葉樹林に覆われた渓流に大きな鋼鉄の吊り橋がかかっています。山を眺めると、どこもかしこも緑色の葉がつやつやしています。このような光景、どこにでもあるようで、実はたいへん珍しいそうです。歩行者用の吊り橋としては日本一。…だったこともありますが、現在は同じ九州大分県の吊り橋に、その座を譲っているそうです。
吊り橋を半ばまで渡ってみましたが、足元が金網になっており、大変スリリングです。別段渡った先に用事もないので、ここは勇気ある撤退…途中でギブアップしました。



照葉樹林の種類について紹介する建物がありましたので覗いてみました。なるほどな、とは思ったのですが、覚えられません。

このあたりは、照葉樹林と関係があるのか、水が良いそうです。水が良いところではいいお酒が造られる、というのは世界共通でしょうね。
私たちが吊り橋の次に訪れたのは、「雲海酒造(うんかいしゅぞう)」さんが運営する「酒仙の杜(しゅせんのもり)」です。ここでミカンの味がする地ビール、おひとり様2杯まで、の試飲をさせて頂きました。

つづいて雲海さんの代名詞ともいえるそば焼酎、そして近頃、女優・吉田羊さん出演のCMを見る機会もありましたが「木挽きブルー(いも焼酎)」。
宮崎で販売されている焼酎は、アルコール度数が20度なんだそうです。ところが大阪で売られているものは25度…。なんでや?と訊きますと、なんでも宮崎の人は、焼酎をそのままストレートで飲まれるから、20度ぐらいがちょうどいいそうで。
実際に私も飲み比べてみました。違います。25度の方はそのまま飲むときついですね。なるほど。
飲むだけではつまらない。次には食べたくなります・・・。次に私たちが昼食場所としてお邪魔したのは、「ミヤチク」さん。日本屈指のチャンピオン牛「宮崎牛」の焼肉を頂きました。
前日のディナーでも宮崎牛のステーキに舌鼓を打ったばかりですが、今回は焼肉です。テーブルで同席だった三重県の工務店会の方と楽しくお話をしながら、飲みながら、食べながら…。三重県といえば、松坂牛、伊賀牛なんかが有名でしょうけれども、この日は宮崎牛に大満足です。

食後はおみやげの買い物などしながら、青島(あおしま)を参拝しました。鬼の洗濯板と言われる岩礁が有名ですが、私たちが訪れた時間帯は潮がやや満ちていました。水面のギザギザを眺めながら、歩いて島に渡ります。
途中で宮崎名物?「肉巻きおにぎりの歌」がずーっと流れている店がありました。ウクレレ1本で素人(?)が自宅で録音したような完成度の曲です。なんといいますか…なんというんでしょうねえ。強烈な個性を放っております。「ふざけてんのか!」と言いたくなるけど、クセになりそうです。気になる方は you tube などで検索してみてください。ちなみに、となりでずっと流れている「肉巻きおにぎりの歌」の毒にやられそうになったのでしょうか、隣の店先からは、BOØWYの曲がずっと大音量で流れていました。わかる気がします。

立派な作りの神社で、これまた先に書きましたが、神武天皇のお爺さんにあたる「山幸彦(やまさちひこ)」こと天津日高彦火火出見命(アマツヒダカヒコホホデミノミコト)とその妃・豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)、海の神様である塩筒大神(シオヅツノオオカミ)を祀っているそうです。
このあたりは本当に日本神話に縁のある地域ですね。
長くなりましたので、続きは次回に。ではまた。