皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
旅行で山口県に行ったとき、萩(はぎ)にある松下村塾(しょうかそんじゅく)を見学してきました。
幕末の思想家吉田松陰(よしだしょういん)が、ここで若者たちを指導し、幕末の動乱期や明治維新、そしてその後の日本に重要な役割を果たす人物を輩出したことで知られています。
門下生の中に高杉晋作という人物がいました。歴史ファン、幕末ファンには説明不要ですね。彼が残したといわれる言葉の中に、こんな有名な一節があります。
【おもしろきこともなき世に(を)おもしろく】
意味は【そんなに面白くもない世の中に向かって、自分はどのように楽しく、興味を持って取り掛かってやろうか】といったところです。
仕事でも、学校の勉強でも、いろんなことを求められますね。
得意なことはいうまでもなくしっかり取り組むことでしょうけれども、苦手なことに立ち向かうとき、なかなか取り掛かれなかったり、後回しにしたり、うまく逃がれようとしたり…。そんなことありませんか?
ゲーム感覚でもいい、パズル感覚でもいい。楽しくないことを、いかに楽しく取り組めるように自分自身の心持ちを変えてゆくか、それが大事だよ、ということです。
よし、やってやろう、という強い気持ちだけではくじけてしまうこともあります。どうやって楽しくしてやろうか、というワクワク感を添えることができれば、また違った楽しさが見えてくるかもしれないですね。
ではまた。
