暑気払い2023

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

スーパーのお魚コーナーには鰻（うなぎ）関連商品がずらっと並んでおりました。7月30日日曜日がちょうど土用の丑の日だったんですね。高級かば焼きから庶民価格のひつまむし風弁当まで、とにかく鰻でスタミナをつけて夏の暑さを乗り切ろう、というものです。

暑いのは皆同じで、当社でもこの29日土曜日、社員や職人などが集まって、暑気払いの会としてバーベキューを開催しました。会社倉庫の前にスペースがあって、そこで20名ほどが集まったでしょうか。

当日の設営は、今回は常務と小番頭と経理君、私も少しだけお手伝いしました。大工さんに任せると手際もよく簡単だったのですが、たまには職方をおもてなしするのもいいかな、と。
そこに買い出しから戻った女性事務員チームが合流しましたが、少し目を離すと早くもビールを飲んでいるじゃないですか！完全にフライングです。

本人たちは「念のため毒見をしておきました」と…。毒入りビールはなかったようで、いやー何よりですわ。

やがて午後6時をめがけてバラバラと参加者が集まってきますと、特にカンパイとか合図らしい合図もなく、バーベキューの始まりです。炭にバーナーで火を入れて、ブロワで風を送る（良い子はマネしないでね）と、パチパチ火花と黒い煤（すす）を飛ばしながら、みるみるうちに炭火が赤くなり白くなり、熾（いこ）ってきます。事務員さんたちが豊南市場で買ってきてくれたお肉がすごくおいしい！今回来れなかった人は、きっと人生の焼肉1回分、損してますよ。それぐらいおいしかったんです。

炭火の傍に集まって座っていると、脛（すね）の部分が熱くなってくるので、ちょっと立ち上がってうろうろしてみると、生ぬるい夕暮れの風も涼しく感じます。さらにおいしい料理とよく冷えたアルコール飲料を頂いて、会話も弾むし皆ごきげんさんです。

肉、野菜の他にも餃子、焼き鳥、豚汁、お餅、おにぎりなど、用意周到にして多彩です。これらを前もって全部仕込みをしてくれたのは女性事務員さんです。人数分の用意となると並大抵のことではありません。こんなことができる人はなかなかいません。その上毒見役まで（頼んでいないのに）引き受けて頂いたようで、感謝感謝。

宴も闌（たけなわ）、夜も9時を回ったころから、ぼちぼちお皿を下げたり、ゴミの片付けなどを始めているのは、お酒を飲まない某職人さんでしたが、この人の動きがまたスムーズで、あちこちでのにぎやかな会話を邪魔することなく、気がつけば片付いているんです。そのさりげなさと手際の良さは【陰の仕事師】です。

そうなってくると、皆もなんとなくつられて片づけを始めるので、ワイワイやりながらも、会場はすっかり元通りになって、お開きとなりました。

私はそこで帰りましたが、まだ飲み足りない数名は次の店を探してどこかへ行ったようです。まあこれはいつものことで、皆元気で何よりです。ではまた。