皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。
皆さんお元気ですか。私はこのお正月明けに体調を崩しまして、1月の半ばごろからやっと元気を取り戻しております。私にしては少し長引いたように思いますが、私の家族も年末から体調を崩していたりしていましたので、どこからかもらってくるのでしょう。
そんな折、大学共通テストが行われた、というニュースを見ました。私たちの頃はセンター試験、さらにその昔は共通一次試験と言っていました。これらがどう違うのかはよくわかりませんが、しかしどうしてこんなコンディション維持の難しい時期に受験があるんでしょうねえ。
私もかれこれ30数年前、18歳の冬、大雪の降る中、高熱を押して大学受験に臨んだこともありました。大雪と高熱のせいかどうかはわかりませんが、結果は不合格、大学浪人が確定しました。勉強量ていどの挫折は経験しましたが、何よりこの受験勉強があと1年続くのかと思うと、それだけでうんざりしたものです。
ご家庭によってはその受験が一生を左右する、ぐらいの覚悟で臨むところもおありでしょう。だからこそ余計に「なぜこんな時期に」との思いを強くされているかもしれません。
私個人は、受験問題に正解することが学問の成果だとはこれっぽっちも思いません。社会に出て役に立ったこと、学んでよかったと思うことは、私の記憶する限り、受験勉強の中には出てきませんでした。しかし今の社会構造はそうではないので、これは皆さんがどう思われるか、というところです。
IQ(知能指数)よりEQ(こころの知能指数)と言われた頃もありました。今はAQ(逆境指数)、SQ(社会指数)、CQ(好奇心指数)なんてのもあるそうです。何がなんだかわかりませんが、要するに頭が良いだけではだめだ、ということです。
頭が良くて、思いやりがあって、逆境に強く、社会性があって、何事にも興味を持って…。そういう人材が社会で求められているんですね。
当社の場合は知恵と勇気の人情の森田工務店ですから、なんでしょうね、IQ、EQ,AQ、SQ、ついでにCQも付け加えときますか。すると全部ですな。
受験勉強をしてもしなくても、私たちは次世代の君たちを待っています。
大学にチャレンジされる方、体に気を付けて最善を尽くしてください。
そして社会に出る準備をされている方で、建築に興味のある方は、当社にもぜひ遊びに来てください。ではまた。