倉庫のシャッターを修理しました

皆さんこんにちは、株式会社森田工務店の森田晃司です。

現在の当社は、事務棟と倉庫棟に分かれています。倉庫の電動シャッターは大型の巻き上げ式で、スイッチひとつで上げ下げができて便利なのですが、ここのところシャッターが最後まで上がり切らず、上げ下げの時も

「バーン！」「ガーン！」

とものすごい衝撃音が倉庫中に響くので、これはひょっとして故障の前兆では…いやもしかしたらすでに故障していて？とシャッター屋さんに来てもらいました。

電動シャッターはモーターの回転をチェーンが本体に伝えて上下させる仕組みになっています。このモーターとドライブチェーンが古くなってきていたために色んな症状がでていたようです。

ドライブチェーンというのは普通の鎖（くさり）ではなく、自転車のチェーンを少し太く大きくしたものです。シャッターも大きく、1枚で100㎏をゆうに超えるわけですから、この荷重に耐えながら上げ下ろしをするドライブチェーンの役目は重大です。

このまま放置すると、チェーンが切れてシャッターがガシャンと落下するケースも…などと恐ろしいことを言われたら、さすがに放っておけず、問題のモーターとチェーンを交換して頂くことになりました。

来てくれたシャッター屋さんの手際がよく、みるみるうちに足場を組み上げて、スルスルっと足場に上がったかと思うと、もう古いモーターを取り外しています。

シャッター屋さんが、バーン、ガーンという音の原因も丁寧に説明してくれ、チェーンの交換と、潤滑スプレーですっかり解消しました。これでまた安全に倉庫を使ってもらうことができます。

修繕費は、まあ安くはないですが、皆の安全を思えば高くはないです。安全とは空気や水のようなもので、なかなかそのありがたみに気付かないのですが、同時になくてはならないものです。

夕方、ちょうど倉庫にうちの小番頭が戻ってきましたので、「どうや？シャッター調子よろしいでっしゃろ？」と声をかけると、「ん？」と全然気づいておりませんでした。もうちょっといいリアクションを期待していたのですが、まあ、彼の場合は物事にまったく動じない【鈍感力】が持ち味の番頭さんですので、良しとしますか！ではまた。