空き家事例１：　木造平屋建・屋根の不具合

皆さんこんにちは。株式会社森田工務店の森田晃司です。

さてここでは、空家管理の問題にからめて、過去に当社で取り扱った事例と、かかった費用を紹介します。

ご留意頂きたいこととして、表記されている金額で工事しますよ、ということではありません。築年代・工法・材料の質と量・補修の程度によって、料金は変わってきます。あくまでご参考程度に。

事例1　木造平屋建・屋根の不具合

A邸　　木造平屋建、築約50年

状況：　一戸建て住宅を相続された娘さんご夫婦は、遠方にお住まいです。したがって、相続した空家の様子をしょっちゅう見に来ることができません。日常的な管理ができないわけです。

過日の台風で、この空家の屋根瓦が不具合を来したのですが、空家のご近隣から行政（市町村の役場）に苦情が入り、行政から連絡を受けてはじめて空家の様子を知るに至ったようです。

遠方だから、なかなか来られない中で、電話で当社にご相談を頂きました。

ご意向：　すぐにこの空家を手放すことはできないが、かといって住む予定ないので、最低限、周辺に迷惑を及ぼさない程度の対策をしたい。

当社の対応：　まず担当者が現場に赴き、確認をしました。屋根は軒の一部分が傷んでおり、瓦が落ちていました。なんとか足場を設置せずに処置できそうでしたので、不良個所の修理のみ行いました。

費用：　約40万円

簡単に内訳しますと、瓦代や補修に必要な材料（部材費）、瓦の揚げ降ろし（運搬費）、瓦葺き（職人の技術料）、廃材の処分費なんかがかかります。

足場を設置せずに対処できた、見映え・材料の品質は重視しないというのが、この金額で収まったポイントです。

どうですか？どのくらい費用がかかるのか、ご参考になりましたでしょうかか？

当社は、大阪府豊中市を拠点に、北摂エリアを中心に営業しております。ご相談・現地調査は原則、料金をいただいておりません。